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六波羅蜜寺の皇服茶(おうぶくちゃ)
1月3日、母と一緒に京都に出かけたのですが、その目的のひとつは、六波羅蜜寺で弁財天吉祥初稲穂をいただくことと、皇服茶をいただくことでした。
もう、我が家の年始の恒例行事になっています。
皇服茶は毎年、正月三が日に限り振舞われます。

六波羅蜜寺の皇服茶(おうぶくちゃ)_b0039026_015660.jpgむすび昆布と梅干の入ったお茶です。
寒い中、赤い毛氈の上でいただく、熱いお茶は、心も温まります。
六波羅蜜寺の皇服茶(おうぶくちゃ)_b0039026_02631.jpg器には「六はら」の文字が。
この皇服茶は、空也上人が、厄病退散を願って十一面観音を造立した時に、御仏を車に乗せ市中をまわり、お茶をたて、梅干しと結び昆布を入れ仏前に献じたお茶を振舞ったところ病魔が鎮まったというところから始まったそうです。
空也上人と言えば、歴史の教科書などに載ってた、口から小さな六体の阿弥陀が出てる立像が有名ですよね。
by reirei0120 | 2006-01-06 00:17 | 京都
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